セントマザー@東京カウンセリング②

緊張しながら部屋に入ると、ネットなどで拝見した院長本人が!

芸能人にあったような気分!

ネットなどで見たより、お年を召されているように感じました。

その院長先生以外に、お弟子さん?みたいな女医さん一名と、看護婦さん一名が、終始いらっしゃいました。

早速、「これまでの診断結果を見せて」と言われたのでお見せしました。

つじクリニックさんの診断結果を見て、

先生「FHの数値が高いねー。うん、高い。

これは恐らく非閉塞性で間違い無いでしょう!」

やっぱりか、と思ってうなずく私たち。

私「その場合、やはりTESEですか?」と質問。

先生「非閉塞性の場合、Micro-TESEを受けることになるけれど、この手術をして精子がいれば回収、いなければ残念ながら子供はいない人生になりますね。」

先生「他には検査した?

染色体検査じゃなくて、感染症。

B型肝炎とか。

うちで手術を受けてくれるなら、この検査今日やっちゃいましょう。心電図も!」

私たち「えっ?」(´・ω・`;)(´・ω・`;)

正直セントマザーで受けるかどうかも決めてない。

先生から見て、ひとまず望みがあるのかどうか、ご意見を聞きたかったので、

とまどう私たち。

先生「検査は二時間かかるけどいい?

これはね、保険が効く検査なんですよ!

三分の一の負担でいいの。

やっちゃいましょうか!」

と、勢いよく言われ、検査することに。

「じゃあ!

また2時間後くらいに来てくださいね!」

といわれ、いそいそと看護婦さんに案内され検査をし、

空き時間は向かいのファミレスで時間を潰すことにしました。

彼は緊張したままで、食欲がなくドリンクバーのみ。

とりあえず、この後検査結果出たら、

手術するのかと聞かれるだろうと思い、

私「セントマザーで受ける?どうする?」

と切り出す私。

旦那さん「…まだ、わからない。。

希望が、あるのか、どうなのか、

わからないし。」

と、やはり前向きになれない旦那さん。

まぁ、たしかに、と思いました。

私も、正直、

あの有名な先生に会ったら、

前向きな可能性を見つけてくれるかも、

私たちに、

「大丈夫ですよ!任せてください!

うちはこんな患者さんも、こんな患者さんも、

子供を持てましたよ!」と、

踏み出す勇気をくれるかも、と思ってた。

でもお医者さんだから、

そりゃ、リスクや希望しない結末の場合の話もされるわけで。。

“子供はいない人生”

その言葉が衝撃的すぎて、寄せ集めた勇気が凍りついてしまったのです。

あくまでたとえの話で、お医者様としてはリスクも話さなければならないのだから、きっとしょうがないことなんでしょう。

でも、せっかく旦那さんが前向きに検査受けてくれたのに、と思ってしまう。。

さて、

2時間が経過し、病院へ戻ったことを伝え、診察室へ。

ずーん、、、としながら席に座る私たち。

先生「手術どうします?来月にもできますよ!」

私たち「…検討します。」

そこからはアッサリ終わって、

お会計して帰路に。

元気のない旦那さんを見るのは

とても辛く悲しいです。。

立ち止まると、中々歩き出し始めるのは怖いもの。

そこからまた悶々とした日々が始まるのでした。

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